オペアンプ聴き比べ

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VA100EVのオペアンプを、とっかえひっかえして聴いてみました。

ICであるオペアンプも、エージングによって音が変化していくらしいのですが、どれも新品(OPA2604APのみ70時間くらい通電)と同じ条件ですからまあいいでしょう。 音の傾向は感じ取れると思います。 あくまでオリジナルのNE5532ANと比べての印象です。

 ・OPA2604AP ・・・ 音質はいいがキャラが派手。 高音がキレイ過ぎる
 ・OPA2134PA ・・・ 同じく平井堅が違う人に聴こえる。 音質も2604に及ばない
 ・OPA2132PA ・・・ 同上
 ・AD827JN ・・・ OPAに比べて色づけ少ないが、分解能が不足気味でエレキが団子に。 ポップノイズ出る。
 ・AD712JN ・・・ 色づけ少ないが、音が若干引っ込み気味か?

元々NE5532ANに合わせて設計されているところにポン付けしているので、キャラクターが合わなくて当然なんですが、ICひとつでサウンドが変わること自体が面白いです。

調子に乗って、OP275GP(Analog DevicesのサイトでNE5532の代替品検索したら、これを提示された)、AD823AN(これはOPA2604の代替品)。そしてTIのNE5532APも注文してみた。 それでも飽き足らず、NJM4580DNJM5532DNJM2114D(何気に期待大)も発注。 ビョーキですな。 (^^;;;
さらに、DIY CLUBでシングルtoデュアル変換基板を発注したので、手持ちのAD797AN 2発を乗っけてみようかとも思っています。

DI/Oの時も、最終的にOP467GPを乗せて好結果だったので、自分にはADのオペアンプが向いているのかな? なんかリニアリティが高いような気がするんですよね。
逆にこれまでのところ、BBのオペアンプとはキャラが合わない感じです。 でもOPA627BP 2発は試してみたい気も...
もちろん、元のNE5532ANもちゃんと保管してあるので、いつでも元に戻せます。

さて一通り聴いてみて、AD712JNがエージングでどう変化していくかに興味があります。 しばらくはこれを聴いていくつもり。