Batik Keris

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前回(3月)インドネシアに行った際に、スカルノ・ハッタ空港の免税店で、何か土産になりそうなモノはないかと探していました。
エキゾチックな民芸品は、ウチに買って帰るとだいたい嫌がられます(部屋の雰囲気にマッチしない)ので、土産は食べ物か実用的なモノにしています。
そこで見つけたのが、このバッグです。

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もう一種類、トートバッグも。 これらを各4色買って帰った訳です。

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帰国してから知ったのですが、これらのバッグの生地はBatik(バティック)と呼ばれるものでした。 良く見れば「Batik Keris」というタブが付いています。

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「Batik Keris(バティック・クリス)」は Solo City (バティック製品の主要生産地)に本拠を置くブランドで、商品の大半はプリント・バティックです。 Keris(マレー語ではKris)とは、邪悪な力から身を守る”短剣”のことです。
手書きやスタンプによる手作りのバティックに比べれば、民芸品的価値はありませんが、そのぶん色柄が現代的で日本で使う分には実用的でいいように思います。

で、今回のインドネシア出張では、義妹に沢山買ってきてと頼まれていました。 ちょうどホテルの隣のショッピングモールに「Batik Keris」の専門店が入っていたので、毎日のように出掛けては購入していました。 どのくらい買ったのかというと、

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本当は、あと4袋くらいあります(汗)。 一番大きなスーツケースを使っていますが、その8割が「Batik Keris」の製品で埋まってしまいました。 よくドラマなどでスーツケースの上に乗っかって締めるシーンがありますが、本当にそんなことをすることになるとは思ってもみませんでした。

内訳はバッグが24点、巾着袋7点、ポーチ7点、スリッパ10点、サンダル4点、ロウソク立て4点、コースター・セット7点、キャミソール6点、半袖ワンピース4点、ノースリーブ・ワンピース3点、子供服4点です。 バッグ類はまだいいのですが、女性物の服や子供服は男が買うのは難しいですね。
もちろん全て義妹の為に買った訳ではなく、他の家族や友人の分も含んでいますが、それにしても尋常な量ではありませんね。 バッグ1つとっても色も形も豊富で、今回購入できたのはほんの一部です。 

「Batik Keris」は、インドネシア人にとってはちょっと高級(というか割高)なブランドのようです。 でも、日本人の感覚からしたら十分安いです。 バッグは千円以下、キャミソールやワンピースも同じくらいですからね。
ただ、スカルノ・ハッタの免税店は”外国人価格”になっているようで、市中の専門店の方が安いです。
一例として、市中でRp37,000のスリッパが、免税店ではRp45,000します。

個人輸入を除けば、「Batik Keris」を日本国内で売っている例は少ないようです。 ウケると思うんですけどねー。
でも輸入代理店とか出来て日本で売ると、現地価格の3~5倍になってしまうんでしょうね。