朝日新聞 - 【山口】〈「プレーボール」を聞くまでに下〉 女子部員
練習を終えて帰宅するとぐったりの毎日。だが何よりきつかったのは、男子の中に女子1人いることの所在なさだった。
ノックでボールを取り損なっても、自分だけヤジが飛ばない。用具を運んでいると「女子の割に力があるんだな」とからかい半分に言われる。
去年の夏休み明け、「自分を野球部につなぎ留めておきたい」と、妹にバリカンで五厘刈りにしてもらった。もやもやが吹っ切れると思った。
中央工業は、入学願書出してたんだけど他の高校に受かったので、結局試験を受けなかったんだよな。 中学で仲良かった同級生が行きました。 最近は工業高校も女子が増えたよね。
始球式、投げられるといいね。 ストライクをズバーンと。