藤本健のDigital Audio Laboratory 第238回:「Sonic Stage CP」のAACエンコード性能をチェック
いまのスウィープ信号での差ほどハッキリはしていないが、ここでもSonicStage CPの192kHzだけが際立って高域まで音を再現できていることが分かる。実際に音を聴いてみると、確かに違うのだ。オーディオ圧縮によって変化を受けやすい楽器音についてだけ注意して聞いてみると、iTunesでの128kbps、192kbps、そしてSonicStage CPの128kbpsの音はどれもMP3的な音色劣化をしてしまっているが、SonicStage CPの192kbpsの結果だけはかなり原音に近い雰囲気をとどめている。その意味では、やはりSonicStage CPの192kbpsエンコードはかなり魅力的なものと思える。
WAVからの変換をサポートしていたら使ってみたいところだけどね。 Apple Losslessのサポートも合わせて、お願いしたいところ。