スズキ 軽自動車減産、小型車を増産

  • 投稿日:
  • by

スズキ苦渋の選択---軽自動車を減産して小型車を増産 | Response.

軽自動車販売はダイハツとの販売競争で、もともと低い収益がさらに悪化している。このため、利益の低い軽自動車を減産して、付加価値の高い小型車の生産を優先させることで収益を確保する。ただ、国内新車市場は軽自動車販売が盛り上がっているだけに、苦渋の選択に『名よりも身をとる』決断を下した。

ということは、国内軽自動車No.1の称号を捨てるということかしらん。

ロイター - スズキが25年ぶり新工場を建設、今期売上目標は上方修正も

国内で25年ぶりとなる新工場は、すでにある相良工場(静岡県牧之原市)内に600億円を投じて建設する。需要が多い小型車専用にして、国内生産を充実させる。08年秋の稼動を目指し、09年度のフル稼働時には年産24万台の生産能力を備える。新工場の建設に伴って、09年度の達成を目指していた国内小型車10万台販売の目標を、1年前倒しで達成したいとした。
 
海外では、ハンガリー工場の生産能力を06年度の16万台から08年度に30万台に、インド工場を06年度の63万台から09年度に96万台に、パキスタン工場を06年度の11万台から09年度に17万台に、それぞれ拡大する。こうした施策を通じて、09年度に日本での生産が124万台、海外で176万台、合わせて世界生産300万台を目指す方針を示した。

たとえ連続No.1記録が途絶えても、新工場が稼動すればすぐに奪い返せるということか。

しかし、インド市場は中国以上に”チキンレース”の様相を呈してきましたね。 特に中国で出遅れたメーカーは気合の入り方が違うみたいで。

追記:
今日はスズキ祭りだな。 こんなニュースも。

ロイター - スズキが日産の委託生産専用にインド第3工場建設を検討=日産関係者

インドでスズキは、デリー近郊のグルガオン地区にある年産50万台の第1工場を、年内めどに能力増強して63万台に拡大する考えで、同じくデリー近郊のマネサール地区でも、09年度のフル稼働時に30万台の生産能力を備える第2工場の建設を進めている。これら第1工場と第2工場を合わせて、年96万台の車両をインドで生産する計画を打ち出している。
 
スズキは、さらにマネサール地区に第3工場を新設することで、日産からの委託生産に対応する見込み。日産関係者は、生産規模や稼動時期について「検討している段階」として明らかにしなかった。