高知新聞ニュース■富士重工 自動車用FEL開発へ 本県研究と連動■
FELの開発は、2003年から行われている産学官連携の「県地域結集型共同研究事業」の中で進展。ナノダイヤモンド薄膜(微細なダイヤモンドの集合体)を使った世界的に例のない照明素材で、消費電力が少なく、有害物質を使わないなど多くの利点がある。
富士重工は、乗用車の電力消費量が増える傾向をにらみ、消費電力の少ない自動車ランプを研究する中、本県の動きに着目。研究グループに加わった経緯がある。その後、自動車ランプへの早期実用化を図りたいとして、独自の研究グループを設立していた。
同社の研究機関、スバル技術研究所によると、本県のナノダイヤモンド薄膜の技術をベースにする一方で、自動車ランプ向けの発光制御、構造、蛍光体を独自に開発。向こう1年間で蛍光灯並み、3年で車のヘッドライト程度の明るさを持つランプの開発を目標としている。NEDOの事業採択で研究開発費の補助が受けられる。
LEDと比べてどうなのかな?と思いますが、それよりそんなことやってるヒマがあったら、富士重にはもっと他にやるべきことがあるんじゃないのかという気もする。