エタノール混合ガソリン 来年5月試験販売開始

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

産経新聞 - エタノール混合ガソリン 来年5月試験販売 首都圏50店舗 石油連盟

石油連盟は20日、来夏から試験販売するバイオエタノール混合ガソリンの販売スケジュールを正式発表した。来年5月に首都圏の約50店舗で試験販売を始め、平成20年度には100カ所、21年度は1000カ所へと段階的に拡大。22年度には全国に広げて本格導入に踏み切る。
 
地球温暖化防止を目指す京都議定書では、トウモロコシ、サトウキビなどの植物からつくられるバイオエタノールは燃やしても温暖化ガスを排出しないとみなされる。石連は22年度に年間36万キロリットルのガソリンをバイオエタノールに置き換える目標。エタノールをETBEという化学物質に合成した後、ハイオクガソリンに添加する方式で、エタノールをガソリンに直接混合するよりも品質が安定するとしている。
 
(中 略)
 
環境省や農林水産省は来年度から、国内で生産されたバイオエタノールをガソリンに直接混入して流通させる実証実験を本格化させるが、石連の渡文明会長は「われわれはETBE方式しかやらない。石油元売り業者が責任を持って品質や安定供給を確保する」としている。

結構、縄張り争いも激しそうです。