FPF 2006 レポート : OpenGL ES 2.0とともにPowerVR SGX登場
PC関連ではあまり名前を聞かないPowerVRだが、「PowerVR MBX」は、ルネサスのSH-Mobile系やIntelの2700G(Xscale用のグラフィックスアクセラレータ)、TIのOMAPシリーズの一部など、携帯電話用の統合型マイクロプロセッサに組み込まれていることが多い。携帯電話用の3Dアクセラレータとしては、標準的といってもいい。
携帯電話系に普及した原因の1つには、チップそのものではなく、その設計を売るIPビジネスを展開しているため、マイクロプロセッサメーカーが自社の製品に組み込みやすいからである。
もう1つは、PowerVRアーキテクチャの特徴であるタイリング方式が、外部メモリとの高速なインターフェースを必要としないなどの特徴があり、小型化、低消費電力が必須となる携帯電話に向いているからである。
・・・なつかしい名を聞いたぞ・・・ そいつはオレのおごりにしとく。