日産、無線で故障を診断するシステムを開発 | Response.
今回開発したCONSULT-IIIは、こうした車両搭載電子機器の進歩に対応し、正確な診断と修理を可能にする。また、旧型モデルと比較してCAN診断は17倍速、リプログラミングは1.5倍速-2.5倍速で完了するなど、高速診断、高速修理を可能とし、加えて様々な機能の設定で顧客の修理待ち時間を短縮する。
基本となる診断システムは、本体である堅牢型パソコンとワイヤレス車両通信インターフェース、ワイヤレス計測インターフェースの組み合わせで構成され、パソコンと各インターフェイス間はBluetooth(ブルートゥース)通信で接続する。また、国内でこの診断システムは、無線LANによって日産の専用ネットワークにつながり、診断結果に連動した、整備要領書などのサービス技術資料や他の必要な各種情報の検索、表示などが可能となっている。
いわゆる次世代LETですな。 三菱自とかホンダは既に導入しているようですが、品質向上に役立っているのかは疑問。