ペンタックス株式会社は21日、2007年10月にHOYA株式会社と合併することで基本合意に達したと発表した。
ペンタックスの普通株式1株につき、HOYAの普通株式0.158株が割り当てられる。存続会社はHOYAとなり、合併後の社名は「HOYAペンタックスHD(エイチディー)株式会社」となる。
で、そのうちイメージング部門はサムスンに売却される、と。
内視鏡などのライフケア分野では、HOYAのメディカル事業とペンタックスのライフケア事業を統合。同分野を戦略的成長分野と位置づけ、診断から処置までの一貫した展開を図る。また、研究開発投資やM&Aによる製品開発力の向上と、営業・マーケティング体勢の拡充で事業規模の倍増を目指す。
たぶんHOYAが欲しかったのはココでしょう。 ペンタックスはミノルタの末路と同じ運命を辿りそうな予感。
会見ではまず、HOYAの鈴木洋代表執行役最高経営責任者が統合の理由を語った。HOYAとペンタックスは、「光学」という共通点のほかに、両社ともメディカル事業を展開している。鈴木社長はペンタックスに対し、「メディカルが魅力的で、統合により事業の成長加速を提供できるのではと感じた。我々のリソースを使って成長させる」と抱負を述べた。メディカル事業の目標は「現在の倍程度」としている。
とりあえず3年くらいは現体制を維持するとは思いますけど、デジタル一眼レフ市場が本当に広がるのかどうかも含めて、その先はどうなるかわからないですね。