松雪泰子、本気の涙主演女優賞/映画大賞 - シネマニュース : nikkansports.com
ソロで踊るシーンのため、撮影前の2カ月間、バレエ、フラダンス、タヒチアンダンスのレッスンを毎日計6時間積んだ。ストイックなまでに役になりきるタイプを象徴するシーンがある。もめ事の責任を取って町を去ろうとする日、支配人(岸辺一徳)に「あんた、いい女になったな」と声を掛けられ、ポロッと涙をこぼす。台本になかったものだった。
「同じエンタテインメントビジネスの中で頑張ってきた人だから、挫折感も理解も共感もできる。撮影が進む中で、虚勢を張って一生懸命やっているところをそぎ落とされていく感覚が、自分にもありました。だから言葉をかけられて、泣いちゃいました」。
あの支配人のセリフ、自分的にはちょっと「あれっ?」って感じもあった(支配人のキャラじゃない)のですが、岸辺一徳さんのアドリブだったのですね。 一徳さんのキャラでの言葉なら納得です。
蒼井優、圧巻ダンスで新人賞/映画大賞 - シネマニュース : nikkansports.com
4冠に輝いた「フラガール」について、蒼井は「自分の思っていた限界の先を見せてもらった作品。一生忘れられない」と愛着たっぷりに話す。
クライマックスのフラダンス。蒼井のキレ味抜群のソロと鮮やかな群舞は、映画史に残る名場面となった。「最後のダンスシーンがダメだったら、作品自体が意味のない物になると思った。ダンスのことが頭から離れなかった」。
娘を宝塚歌劇に入れたいという母親の夢で2歳からバレエを始め、タップダンス、ピアノ、日舞も身に付けている。死角はないはずが、フラダンスには大苦戦した。「重心の置き方がまるで違う。バレエは上へ、フラは下へ。こんなに難しいものかと…」。3カ月間の特訓でストイックに自分を追い込んだ。「『もうできない』というプレッシャーで、福島の撮影現場から逃げ出そうと思った。監督と共演者の方々に支えられました」。
「アニー」出身だもんね。 それでも大変なんだ。 「映画史に残る名場面」というのは誇張でもなんでもないね。
富司純子が4人目の2冠/映画大賞 - シネマニュース : nikkansports.com
富司が99年「おもちゃ」の主演女優賞に続き、「フラガール」で助演女優賞を受賞した。日刊スポーツ映画大賞で主演・助演の2冠は、渡哲也(97年主演、96年助演)、真田広之(95・02年主演、88年助演)、鈴木京香(主演02年、助演97・04年)に続き4人目。「いい映画に出会って、精いっぱいやって、賞をもらえたということはとても名誉なことです。賞に絡められる映画に出会えたことの幸せを感じます」と謙虚に話した。
あとの1冠は作品賞とのこと。 今後の映画賞のゆくえが楽しみです。