Windows互換ReactOS、Intel Macサポート - BootCampとParallelsで動く (MYCOMジャーナル)
ReactOSは、Windowsとバイナリ互換を目指し開発中のオープンソースのOS。プロジェクト発足当初はWindows 95のクローンを目標としていたが、後にNT系へと対象を変更。カーネルや基本的なドライバはプロジェクト内部で、アプリケーションフレームワーク(Win32 API)部分についてはWINEプロジェクトと協力するという体制で開発が進められてきた。動作するWindows用アプリケーションは少数だが、公開中の互換性データベースによれば、ベンチマークソフトとして知られるSuperPiは5段階評価のうち最高の「5」、アーカイバのWinRARは「4」 、Mozilla Firefox 1.5は「3」をマークするなどの実績もある。
あわせて公開された開発ロードマップによれば、Windows NT 5.x/6系と50%の互換性を備えた新カーネルを採用したReactOS 0.4が、2007年中にリリースされる見込み。2007年から2008年には、カーネルの互換性を70%にまで向上させたReactOS 0.5をリリースし、現在アルファの開発ステージをベータに乗せたいという意向を示している。
そんなもん利用価値があるんかな、とも思うけど、Linuxだって最初は似たようなもんだったから、10年後にはどうなっているかわからないね。