トヨタ、医療費助成協議に応じる意向 都排ガス汚染訴訟

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asahi.com : トヨタ、医療費助成協議に応じる意向 都排ガス汚染訴訟š

都の案は、原告に限らず、都内に1年以上住む18歳以上の気管支ぜんそく患者が対象で、入院食事費を除く医療費の自己負担分を助成する。現在の概算で年約40億円となる費用は、国と都が3分の1ずつ、首都高速道路公団(現・首都高速道路)とメーカーが6分の1ずつ負担する仕組みだ。東京高裁が昨年9月、事実上の和解勧告を出したことを受け、都が11月に同高裁に提示していた。
 
メーカーは一審判決で賠償責任を免れているが、都は負担を求める理由を「社会的責任を担うという見地から、メーカーにも被害者救済への協力を求めたい」と説明している。 €‚

喘息患者の早期救済という意味では結構なことだと思う。 けど、メーカー負担分も結局はユーザーに転嫁されちゃうんだけどね。

不思議なのは、揮発油税など道路特定財源の一般財源化が言われているけど、それを公害対策に使おうって話はほとんど聞いたことがない。

特にこの喘息訴訟で問題になっているのはディーゼル車の排ガスでしょう?(だからホンダは入っていない) ディーゼル車に使われる軽油の場合は、軽油引取税というのがあってこれは地方税なんだから、東京都はこの中から医療費助成に支出するのが一番筋が通ると思うんだけどな。