痛風のお薬についての予備知識

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さて、痛みが治まってから処方される薬にはどのようなものがあるのか、調べてみました。

尿酸排泄促進薬としては、ユリノーム(ベンズブロマロン)とかプロベネシドがあります。 ベンズブロマロンは肝臓障害の副作用で死亡者も出ています。 注意が必要なようですね。

尿に尿酸が多く排出されるようになると、尿管結石が起きる可能性が高くなるので、尿アルカリ化薬のウラリット(クエン酸カリウムとクエン酸ナトリウムの合剤)や重曹(炭酸水素ナトリウム)も処方されるようです。 これは比較的副作用は少ないようです。

ちなみに「重曹やクエン酸の類では尿酸値のコントロールは無理」ということです。 ただ尿が酸性になると尿酸が溶けにくくなるので、排出されにくくなるのは確かなようです。 卵が先か鶏が先かわかりませんが、尿のPH値を管理することはムダではないようです。

利尿降圧薬としてはフルイトランがありますが、ユリノームと相性が悪いので飲み合わせしない方がよいと聞いたことがあります。

尿酸合成阻害薬というのもあって、アロプリノール(ザイロリック)がありますが、これも副作用で死亡例が報告されています。