今日は復活なったジョルカブで通勤しました。
久しぶりにコンバースを履いて、ジョルカブに跨りスターターボタンをON! ところが、「クックッ・・・」と短く唸っただけで、クランクが回る気配なし。
昨日の昼には回ったんだけど、朝晩の冷え込みが3週間ほったらかしのバッテリーに堪えたかな。
トランザルプに乗り換えて出勤すればいいのだけど、チェーンロックを外すのが面倒くさい。 以前にも同じような状況があって、押しがけで事なきを得たのでやってみる。
自宅の前は緩やかな坂になっているので、ギヤを3速に入れて跨ったまま両足で押し出すと、あっけなく始動した。 こういうときは目方が有利に働くね。
久しぶりの走行で以前がどんなだったか忘れているのと、ギヤ比が変わって走行感覚が変わっているので、今回の改造の効果をまだ把握できていない。 なんだかエンジンの回転が軽やかなのは、オイルが新しいから? 燃焼室内のカーボン&スラッジがなくなったから? それともC.D.I.の効果?
シフトペダルの踏力は、むしろSP武川よりも軽く感じる。 シフトショックもあまり感じない。 ただ、エンジンブレーキ時のクラッチ作動力が強いのか、シフトダウンしにくいように思う。 スロットルで回転を合わせてやればOKなのだが。
エンジン本体や吸排気系は変えていないので最高速はあまり変わっていないけど、中間加速(3速)の力強さは増したような気がする。 2~4速が2.4%高くなっているのと、クラッチの滑りがなくなったこと。 点火時期の進角が少し増えたことの相乗効果かな?
1速は13%高くなっており、発進加速は緩慢になった。 というか、今までが鋭すぎて唐突な出足だったので、かえってこの方が使いやすい。 1速で速度を十分乗せてから2速にシフトできるので、トータルな加速性能はアップしていると思う。 2速の登板能力も問題なし。
というわけで、改造の狙いはほぼ達成されたのではないかと思う。 難産ではあったが、実施してよかったと思う。