アロンソがマクラーレン移籍初V

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アロンソがマクラーレン移籍初V : nikkansports.com

同僚の新人ハミルトンが2位に入り、デビューから2戦連続で表彰台に上がった。開幕戦のオーストラリアGPを制したライコネン(フェラーリ)は3位だった。
 
スーパーアグリは佐藤琢磨が13位、デビッドソンが16位でそれぞれ完走。ホンダはバリチェロが11位、バトンが12位だった。

CSで観ました。 アロンソは流石だね。 でも一番株を上げたのはハミルトンでしょう。 新人と思えない度胸と冷静さ。 英国人で次にチャンピオンになるのは、彼に決まりですね。

対して評価を落としたのはマッサです。 一発の速さがあるのは認めますが、あれじゃモントーヤと同じでチャンピオンの器じゃないと思われてしまうよ。

それにしてもホンダ勢は、通行人のエキストラみたいなもんでしたね。 グリッドに着く前に負けているんですが、本田宗一郎が生きていたら何と言ったか...

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-開幕戦の結果を見て、全般的に冬のテストの状況通りという印象ですか?
 
そうですね。フェラーリ、マクラーレンは、まったくその通りです。ルノーもそこそこ一発は出してきますが、ロングランペースは決して良くありません。(最後の合同テストだった)バーレーンでは、フェラーリが抜き出ていて、マクラーレンがすぐ下にいて、その後ろでルノーとBMWザウバーが同じようなポジションにいる。さらにその下で、Hondaとトヨタ、スーパーアグリあたりが団子になっている。状況によってはこの3チームが、順位を上下させるという分析でした。それからは、大きく外れていません。それからは、大きく外れていません。予選ではトヨタに負けましたが、レースではバリチェロがトゥルーリに追い付いています。トゥルーリはレッドブルのウェバー同様、予選用のクルマ作りをした印象でしたが、ラルフ(シューマッハ)はレースペースも良かったですね。
 
前から話しているように、課題は明確です。起きている事象もつかんでいます。しかしそれをどう解決するかという糸口が見つからず、時間がかかってしまっているんですね。でもとにかくそれを解決しないことには前に進めません。それが直れば、マクラーレンあたりまで行けるとは思っています。ただそれでも、フェラーリにはかないません。だからそれプラスアルファのことをやっていかないといけませんね。でも今はとにかく、この問題を1日も早く片づけないといけないと思っています。

今日の結果を見ても、まだ「マクラーレンあたりまで行ける」と言えるかね。 こういう甘い認識だからダメなんじゃないのか? ここから開発追い上げても、結局7、8番手争いまで持っていくのが関の山のような気がする。 残念なことですが。
雇われTDなら即クビだと思うんだけど、社員だと長い目で見てくれるのかね?

今回のブレーキング・スタビリティの問題は、おそらく経験豊富な空力スペシャリストがいれば避けて通れた問題じゃないかという気がします。 「これをやれば風洞では性能出るけど実走行では速くない」というような間違った方向に進んでしまった結果ではないかと。
ピーク性能を追い求めると、どうしても姿勢変化などによる特性の変化が大きくなりがちです(ピーキーになる)。 トップチームはそういうネガを押さえ込んで、どのような条件でも性能が高い車体を作っているのでしょう。

結局、素人TDが性能向上のタマを寄せ集めただけのクルマ、ということです。 一年を棒に振って勉強するのもいいですが、ドライバーはたまったものではないですね。 バトンなんかエクレストンに「時間がなくなっている」と言われてるくらいですから。