NIKKEI NET:トヨタ、アジア生産再編・台湾から輸出、稼働率向上
トヨタ自動車はアジアでの生産体制を見直す。6月をメドに台湾から東南アジア向けの輸出を開始、インドネシアでもアフリカなどへの輸出を拡大する。マレーシアなど東南アジアでは拠点間での生産車種の集約を進める。中国を除く同社の2006年度のアジア生産はガソリン価格上昇の影響などで前年度比約1割減の80万台強に落ち込んでおり、体制の見直しで現地工場の稼働率や効率を高める。
台湾子会社の国端汽車(台北市)が小型セダン「カローラ」の東南アジア向け供給を始める見通しだ。従来は現地向け供給のみだった台湾では、需要低迷を受け乗用車の主力工場で昨秋に従業員の勤務体系を変更。生産台数を月4000―7000台に減らしていたが、輸出開始に合わせて8000―1万台の水準に戻す予定だ。
台湾からの輸出だと関税高いんじゃないのかな? 主にフィリピン向けでしょうか?
生産車種の集約は、どこも考えるタイミングは同じようで。 FTAなど今後は関税も下がっていくでしょうし、エントリーカー以外はタイなどに集約することになりますね。