エコノミー症候群の危険、搭乗4時間以上で倍増 - NIKKEI NET いきいき健康
世界保健機関(WHO)は29日、飛行機などに4時間以上乗ったまま体を動かさないと肺血栓を引き起こす「エコノミークラス症候群」になる危険が倍増するという調査結果を発表した。
長時間の搭乗を終えた後も、発症のリスクは約4週間続くため「短期間のうちに何度も搭乗を繰り返す場合は注意が必要」と呼び掛けている。
「エコノミークラス症候群」ってエコノミークラスしかならないのかな? ビジネスクラスなら大丈夫?
一方、こんな話も。
エコノミークラス症候群:入院中の発症、機内の100倍-医療:MSN毎日インタラクティブ
日本麻酔科学会の調査(04年)によると、全国113万件の手術で409人が発症し、89人が死亡した。飛行機での発症率の約100倍も高い。厚生労働省研究班の調査によると、昨年は約8000人が発症したと推定されている。
どんな人に発症しやすいのか。小林隆夫・信州大教授は「肥満や寝たきりの人に発症しやすい傾向はあるものの、健康な人も含め、だれにでも起きる危険性がある」と話す。
入院中でも特に発症リスクが高いのは、ひざや股(こ)関節など下肢の整形外科手術の場合。ひざは血流を遮断して手術する場合が多いことなどが理由だ。発症率は約30~60%とかなり高い。
帝王切開で出産する場合にも起きやすい。小林さんは「子どもを産んだら、すぐに歩くことが必要」と話す。寝たきりだった人が手術を受ける場合には、手術前や手術中に発症することがあり、足に血栓ができているかどうかを、足のはれ具合や血液検査などで調べておくことも必要だ。
下半身麻痺の方とかはどうなんでしょうね?
とにかく足をなるべく動かす、マッサージする、足の下にクッションなどを置いて高くするなどの工夫が必要なようです。