基調講演の「One more thing…」として公開されたのがMac OS X標準のブラウザであるSafariのWindows対応版である。ジョブズCEOはWebブラウザのシェアをグラフ化して見せ、現状のSafariが約5%のシェアであることを示した。そして、そのシェアを大きく伸ばす方法として、SafariのWindows対応を発表した。Windows版のSafariは、XP、Vistaのいずれでも動作する(ただし英語版)。
ジョブズCEOがスライドで紹介したデータによれば、SafariのWindows対応版はWindows XP上のHTMLパフォーマンスで、Internet Explorer 7の約2倍高速。JavaScriptの動作においては、それ以上のパフォーマンスを得られるとした。
正直、Firefoxで十分満足なので今さらSafariを使おうとは思いませんが、Mac版と同等のレンダリングを見せるなら、Webサイトの見え方の確認に使えるかもしれませんね。