米調査会社オートデータが１日発表した７月の米新車販売台数によると、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）など米自動車大手３社（ビッグスリー）の市場シェアは４８．１％にとどまり、月間ベースで初めて５０％を割った。一方、トヨタ自動車など日本車全体のシェアは３９．２％と過去最高に達し、４０％の大台に迫った。
ビッグスリーは９０年代後半までシェア７０％超を維持していたが、その後はガソリン高などが響いて低燃費の日本車に猛追されており、ビッグスリーの凋落（ちょうらく）が改めて鮮明になった。
以前に、「ビッグスリー40%、日系40%、欧州・韓国20%」の時代が来ると書きましたが、現実はもっとドラスティックに変わっていくようです。
単なる瞬間風速なのか、これからこの状態が定着するのか。 そして日系メーカーが50%を突破する時代が来るのか、それは分かりません。 パラノイアの某トップ企業が手を緩めるとも思えないので、現実味を帯びてきているのは確かなようです。