今日は内科に行く日で、帰りにペットフード買ったりしたので、作業は14時から3時間くらいしか出来ませんでした。
まずHM純正のニュートラルスイッチを取り付けられないかと思ったんですが、ジョルカブのケースと支那のケース(タップが開いている)では、微妙に穴の位置が違うようです。 諦めて支那4速のスイッチでいきます。
これはジョルカブの写真。
クランクケース・ガスケットは、クランクウェブが大径化されているのに合わせて、周辺を2mmくらいカット。 コンロッドが当たる部分も。 あと、キックギヤの近くと、ブリーザーへ繋がる穴を拡大。
ミッションの支持ベアリングは買ってあったのだけど、やっぱリムーバーを使わないとムリだし、打ち込みを失敗するとコトなので止めました。
何度も仮組みでシフトの動きを確認しOKとなったので、念のため液ガス塗ってクランクケースを閉めました。 ノックピンは純正品。
最大の懸念事項だった遠心クラッチの取り付けですが、やっぱりオイルポンプの駆動ギヤが厚くて、クラッチの位置が外側にずれてしまいます。 これではR クランクケースカバーが閉まらないでしょう。
対策としては、ドライブギヤを2.5mm削ることになります。 でも当然ながらギヤには焼きが入っているので、一筋縄ではいかないように思います。 4速エンジンのように、オイルポンプ駆動ギヤが圧入ではない場合は、そっちを削った方がいいでしょうね。
シリンダーガスケットはC100EX用を買ったのですが、内径が2mmくらい小さかったです。 紙ベースなんですが、中心にメタルシートを挟んであるタイプ(トータル1mm厚)だったので、カッターでは切れず結局NG。
とりあえず、ガスケット無しでシリンダーをセットしてみたら、上死点でピストンが面イチに。 それにしても、バルブリセスないんですね。 中心がわずかに窪んでいます。 この形状はタイカブC100EXのピストントップに似ています。 あんまりオーバーラップが大きいカムだと、排気上死点でぶつかったりしそう。
カムシャフトなんですが、支那ヘッドをバラした時に思いついた事を検証してみました。 これは支那の標準状態。
で、支那ヘッドに手持ちの12Vカム(JUN 96cc用)を嵌めてみたら、あらピッタリ。 32Tカムスプロケットをボルト2本止めに出来れば、流用できるかも? 12Vカムが使えると、選択肢がものすごく広がるのですが。
上から見ても、ちゃんとロッカーアームとカム山の位置は合っています。
ちなみに、JUN 96ccカムは基礎円22.2mmでした。
とはいえ実際には、奥の方のベアリングの外径が違うので、そのまま使用することはできません。 長さも2mmほど支那の方が長いです。
ベアリングの内径は同じっぽいので、打ち換えれば使えるかもしれませんね。 それより、12Vカムのベアリングに合うカラーを作った方が汎用性がありそうですが。