腰下完成

今日も今日とてエンジン組み立てです。

遠心クラッチの問題ですが、ドライブギヤとクラッチセンターガイドをジスクグラインダで2.5mm削ることで解決しました。
熱くなるので何度かに分けて削りましたが、正味30分くらいでした。 穴にプラグレンチを通して握ると、保持しやすいです。 自然にギヤが回転するので、キチンと平行に削れました。 クラッチセンターガイドの方が削り辛かったです。

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クラッチのドライブギヤと噛み合う部分と、ドリブンギヤのクリアランスは0.3mm程度になりました。

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この状態でナット締め付け部分の飛び出しはこんな感じ。 それにしてもクランク端は素材をノコで切ったまんまだな。

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クラッチレバーとクラッチアウターカバーのクリアランスも問題なし。

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Rクランクケースカバー・ガスケットは、オイルポンプとの干渉部をカット。

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ちゃんとカバーは閉まりました。 これでクラッチ側は完成。 あ、ボルトはジョルカブのを流用しています。

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カムチェーンはApe100用のHM純正(90リンク)。 カムチェーンテンショナー自体は支那のままですが、ローラーはHM製にしました(大きさ・形状は同じ)。

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スターターモーターホルダの形状は全く同じですね。 流用しようと思えば、そのまま問題なく使えると思います。

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裏面もほとんど同じ。

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でもモーターの長さは全然違います。 排気量が大きくなると、クランキングに必要なトルクも増えるということです。 C100EXとかもこのくらい長いのかな?

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内部の構造は一緒。 96ccでもちょっと苦しそうだったので、ジョルカブ用モーターでは120ccはムリでしょうね。 ローターとハウジングだけ支那のを流用します。
スターターモーターをバラすんだったら、新品のブラシを買っておけばよかったな。 ばねで飛び出してくるブラシを収めるのに苦労しました。

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フライホイールもHM製。 もちろん問題なく取り付けられます。

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カバーを締めて腰下の完成です。 今週はこれでおしまい。 でも、ここまでくれば完成は目前です。 来週末には組み上げて搭載したいですね。

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