排気量アップによりトルクが増える反面、ストロークも長くなって最高回転数は若干下がるのではないかと予想しています。 カムシャフトが性能的に大人しそうというのもありますし。
現状の二次減速比は16T:33Tなんですが、前述の理由によりハイギヤード化したいところです。
手段としてはドライブ側を17Tにするか、ドリブン側を31Tにするか、あるいは両方か。
ただキタコのドリブン31Tの減りが早いから純正の33Tにした訳で、やっぱりドライブ側かなぁ。 一応17Tの在庫はあるので、すぐ試せるし。
武川(品番:02-07-18)や早矢仕からもモンキーR用の31Tが出ているみたいなんで、少しは耐磨耗性が違うかもという期待もあります。
今後については、12V系のカムシャフトを使えるようにしたいですね。 Wave110用カムスプロケットと、ベアリング用カラーを製作すれば可能だと思います。 カムスプロケットについては、来週からのマレーシア出張で入手を図ってみます。 カラー製作は桜井工機か?
ただ、ピストントップにバルブ・リセスが全くないので、リフトやオーバーラップの大きいカムの場合、バルブがピストンに衝突する危険性があります。 ピストンの加工が必要になるかもしれませんね。 リューターでホジればOKと思いますが、そのリューターを持ってない。 この機会に買ってしまおうか?
ガスケットなど補修部品については、ナイトロミニのパーツが使えるようです。 今のうちに数セット買っておこう。
本当はIN:25mm、EX:22mmのビッグバルブヘッドが欲しいとか妄想しています。 国内メーカー品では珍しくもないですが、32Tのカムスプロケットを使う関係で、支那ヘッドじゃなければダメなんです。 Wave(NICE)110のバルブ径はいくつなんだろう?
あと、残ったエンジンのパーツについてですが、4速エンジンについてはシリンダーやピストン、シリンダーヘッドは予備部品として使えるので、手元に置いておこうと思います。 バラバラ状態だと保管し辛いので一旦組み上げておけば、12Vカム流用時のバルブリセス検討にも使えますし。
JUN 96cc仕様ジョルカブエンジンについては、新エンジンにかなりの部品を流用したので、エンジンとして組むのは難しそうです。 衝突したIN/EXバルブを交換して修理したのち、パーツをオークションに流すことになるかもしれません。