J-CAST ニュース : 「政治報道に異議あり」 星野仙一テレビに噛みつく
野球日本代表監督の星野仙一さんは2007年9月14日、自身の公式ウェブサイト上で安倍首相辞任をめぐる報道について激しい批判を展開した。星野さんは、「テレビが繰り返して流すものによって無定見な大衆が誘動されるという今の時代」との見解を示した上で、閣僚の相次ぐスキャンダルを取り上げて「叩いて潰していくという最近の政界人事の繰り返し」から「安倍首相辞任劇」にいたる行程に失望感をあらわにし、次のように述べている。
「倒れた者になおのしかかって、パンチを浴びせ、ひねりワザまでかけるようなマスコミの報道の偏りに、世間の態度に、わたしもテレビに出ている人間だが胸くそが悪くてたまらない」
「正体がすぐに揺れ動く、すぐに風向きが変わる民意とやらを、テレビが一斉に拡大し強調して、そうして世の中が動いていくのだとすると、日本は『勝手主義』の時代になったとしかいうほかない」
まあ、安倍首相に宰相としての器がなかったのは事実だし、引き際を間違えて傷を深くして、挙句の果てに放り投げたのもまた事実。
日本人独特の「死んだら仏様」じゃないけど、辞めたからって事実や責任が消える訳ではないよね。
でも、事務所費と消えた年金以来のマスメディアの大騒ぎを見ていると、ネットのことを「祭りでつるし上げている」、「ネットの暴力」なんて口が裂けても言えないよね。 むしろネットの祭りよりもタチが悪い。
もちろん不正は正さなくてはならないけれど、別に逮捕者が出たとか有罪判決が出たわけでもないのに、自殺者は出るわ閣僚はバタバタ辞めるわ、何の騒ぎだ!?って感じ。
やっぱり長年に渡って、小泉さんに手玉に取られてきたから、鬱憤晴らしなのかね?
今は民主党にとって敵失になっているけど、もし民主党が政権取ったら同じことが返ってくるのだから、小沢さんや長妻さんも気をつけないとね。