道路特定財源の特別措置は来年3月末に期限切れ

  • 投稿日:
  • by

総選挙にらみ税制改正に異変 (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)

これ以外にも、道路整備財源などに使う道路特定財源では、ガソリン税(揮発油税・地方道路税)を1リットル当たりで本来の税額(28.7円)の倍近い53.8円にしている特別措置が来年3月末に期限を迎える。これも仮に期限までに延長しなければ、ガソリン税だけで年間3兆円に上る道路整備の財源が半減する計算になる。
 
(中 略)
 
例えば、道路特定財源では、税収が最も多い揮発油税(約2兆8400億円)を「本来の税率にし、(軽減分で)環境税のようなものに替える。一方で、(使途の自由な)新しい交付金を地方に出し、道路が必要な地方は作ればいいし、新興企業を育成したい地方は、そうできるようにする」とぶち上げる。

自動車労連出身で民主党の参議院議員である池口修次氏や直嶋正行氏は、道路特定財源の暫定税率の廃止を主張していますが、来年3月末までに延長しなければ自動的に元の税率に戻る訳ですね。 つまり本当にやる気があれば、暫定税率の廃止は可能な訳です。

問題は民主党が3月までもたない可能性が大だということですが。