印タタ、「28万円カー」を発表

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asahi.com:「28万円カー」インドで発表 各社、新興市場に照準 - 愛車

タタが披露した車の名称は「タタ・ナノ」。ナノは「微小」を示す英語で、その名が示す通り全長3.1メートル、幅1.5メートルと、日本の一般の軽乗用車より小さい。同社によると、インドで爆発的にヒットした「マルチ800」(スズキの旧アルト)と比べると車の大きさ自体は8%ほど小さいが、中のスペースは21%ほど広いという。
 
排気量は623ccあるが、2気筒エンジンで33馬力と、3気筒で50馬力以上ある日本の軽自動車よりも性能は劣る。ただ、「二輪車に毛がはえたようなものができるのでは」(日系大手メーカー)との予想とは裏腹に、外観は乗用車そのもの。最高速度は105キロ。エンジンの小型化に関連して新たな技術の開発にも成功し、特許も申請した。

日本の軽も、550cc時代は2気筒のモデルが主流でした。 バイクだって500~600ccクラスで2気筒なんて珍しくないでしょう。 30馬力あれば充分です。

インドに「28万円カー」登場、最も安い車の半額以下(読売新聞) - Yahoo!ニュース

思い切ったコスト削減のためエアコン、ラジオ、パワーウインドーなどは付いていない。ワイパーも1本、ドアミラーも運転手側だけと、装備は最小限に絞り込んだ。グループ総帥でタタ自動車会長のラタン・タタ氏は「4年前に開発に着手してから原材料価格も上昇した。多くの人がこの価格での開発は無理だと言ったが、約束は約束だ」と語った。

パワーウィンドウがないのも、そもそも空気が汚いし高速道路もないので、窓なんて頻繁に開け閉めしないんだから問題ないです。 エアコンはオプションでつける人もいるでしょうが。

【インドAutoExpo】インドTata社,10万ルピーカー「nano」を発表<訂正あり> - Automotive Technology - Tech-On!

肝心の価格については,会場では明言しなかったが,Tata氏はスライドの中で,日本のスズキ会長である鈴木修氏の「10万ルピーのクルマは非現実的である」というコメントを紹介し,「こういうことを言う人がいるが,Tata社はブレークスルーによって可能にした」と語り,10万ルピーまで下げることが大きな目標だったことをうかがわせた。
 
ただし,エアコンなどの装備を徹底的に省いて,無理やり10万ルピーのグレードを作った感があり,現実的には猛暑のインドではエアコンなしのグレードは厳しいという見方もある。デラックスバージョンの価格は,20万ルピー以下であることは確かではあるが,10数万ルピーだと見られる。

このクルマの影響を最も受けるのは、マルチ・スズキでしょうね。 「10万ルピー」カーに否定的だった鈴木会長のコメントが聞きたいところです。

RRというの正解でしょう。 衝突安全にも有利だろうし。 EURO4合致は大したものです。 鉄板むき出しの内装が、昔の軽みたいで懐かしいですね。