BRICsで「HY戦争」再び? (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)
そこでホンダと同じ顧客層を狙わない戦略で市場を攻める。例えば、ホンダのメーンターゲットである庶民層ではなく、所得の多い富裕層に絞った商品展開を進める。今年半ばには排気量150ccのスポーツタイプ2輪車「YZF-R15」を市場投入する。商品と顧客層をホンダとずらした「すれ違い戦略」で、価格競争を避ける。そして同時に、高級ブランドとしての認知度を高める戦略だ。
実は、こうした高付加価値マーケティングで市場開拓する戦略では、既に成功例がある。1999年に1%程度だったシェアを2007年には30%まで伸ばしたベトナム市場の開拓だ。経済発展が進むベトナムで、ヤマハ発は高級感のある大型ショールーム「ヤマハタウン」を都市部に作った。台頭し始めた富裕層にアピールすることで、品質の良い高級ブランドのイメージを定着させて、じわりと販売を伸ばしてきた。
実際、ヤマハの方が高級イメージがありますもんね(実際がどうだかは別にして)。 ヤマハ発動機じゃなくて、ヤマハ本体で楽器(ピアノ)やスポーツ用品など、「生活必需品じゃない物」を作ってるイメージがあるのも大きいように思います。
ヤマハはバイクのCMも積極的に打ってて、どれも好印象です。 個人的には、カップルがスクーターに二人乗りするヤツが好きですが、ロッシが出ているやつもいいですね。
某トップメーカーに爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。