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Dassault SystemesのCATIA V6はV5に対しデータは上位互換 - PLM - Tech-On!

仏Dassault Systemes社が2008年5月に発表を予定している3次元CAD「CATIA V6」について,現行バージョンの同V5に対してデータ構造が少し変わるものの,上位互換性は確保することが明らかになった。同社日本法人のダッソー・システムズ(本社東京)によればCATIA V4から同V5にバージョンアップしたときのような大きな変化は,データ構造に関してはないという。同V5のデータファイルを変換したりする作業を伴うことなく,同V6が直接同V5のデータファイルを読めるようにする方針。「CATIA V5からの移行あるいは共存はスムーズにできるようにする」(ダッソー・システムズ)。

何を得意げに...

データ構造に足を引っ張られて進化が止まってしまっては困りますが、リリース間での下位互換性くらいは確保してくださいよ。 社外も含めて環境を統一できる会社ばかりじゃないのですから。

V6の主眼はCATIAよりはアプリケーション全体のアーキテクチャにあり,V6アーキテクチャの中でデータ管理の基本部分を担う「V6 PLM Enterprise Foundation」ではCATIA V5あるいは同V4のデータも管理できるようにする。V6アーキテクチャのユーザー・インタフェース(現行の3D Liveと同様のもの)でCATIA V4,同V5,同V6のデータを同時に組み合わせて表示させることもできるもよう。V6 PLM Enterprise Foundationの実体は,「ENOVIA MatrixOne」の次期バージョンに相当するという。

データの管理はOS任せじゃなくて、管理ツールを用意してもらいたいところです。