ふうてんさんの「舞艇計画」を見ていたら、自分もジョルカブのRRタイヤを大きくしてみたくなりました。
RRタイヤ大径化の理由は、ギヤ比をこれ以上ハイギヤード化できないからです。 一次減速比を3.722に出来れば一番いいのですが、正直無理そうだし。
今履いている ダンロップD306 の 100/90-10 56Jの外径が435mmなので、475mmくらいになれば一割程度ギヤ比をアップするのと同等になります。
もしFRタイヤも大きくする必要があるなら、スペイシー100の12インチホイールが流用できるかもしれません。 今使っているD306の90/90-10 50Jが外径419mmなので、90/90-12 44J(外径467mm)にすれば、バランスが取れるでしょう。
デメリットとしては、ジョルカブのイメージがかなり壊れてしまいそうなこと。 最近はAirBladeのように14インチのATがアジアで流行っていますから、ホイールが大きくてもおかしくはないのかなと。 あと、干渉なく大きなタイヤが入るのかという問題もあります。
問題はドリブン・スプロケットです。 例えば、リトルカブの14インチリヤホイールをそのまま流用すると、スプロケも当然カブ用となります。 SP武川から30Tが出ているみたいですが、普通はカブ用は35Tが最小のようです。
どうしたもんかと武川のカタログを眺めていたら、ジョルカブやモンキーRとドリブンスプロケットが共通の機種に、CB50JX-1がありました。
CB50JXといえばスポークホイール。 だったらCB50JX-1のリヤハブに、リトルカブの14インチリムを組み合わせたらいいんじゃね? 単なる妄想だったはずが、にわかに現実味を帯びてきました。
スポークホイールなら、CRF50などのミニモトのリムが使えるかもしれない。 調べてみると、CRF50は10インチですが28本スポークなのでアウト。 でもCRF70は12インチで36本スポークなので、CB50JX-1のリヤハブと組み合わせることが出来そうです。 リム(42701-GCF-671)の値段も\2,680と、リトルカブ用(42701-152-712、\3,650)より安いです。
CRF80は14インチ(42701-GN1-013、\2,790)なんですが、14インチはタイヤの種類が少ないので、12インチでいけるならその方がいいかな?
でも12インチとはいえ、リム幅が細い(1.60?)ためスクーター用の太いタイヤは履けないので、タイヤが選べないのは14インチと変わりませんね。 それにスポークホイールだと、チューブタイヤになってしまうのもイヤンな感じです。 ということで、振り出しに戻ってしまいました。
一番簡単そうなのは、今のホイール(10×2.15インチ)にK180(120/90-10 57J、リム幅2.75、外径470mm、幅119mm)を履かせるという手もあります。 ミシュランBopper 120/90-10 57L でもいいんですが。
リム幅の不適合が気になりますが、スペイシー125ストライカー(JF02)のリム(2.50)に交換できれば、履けるかもしれません。 問題はタイヤ幅で、チェーンラインがかなり苦しい。 というより完全に当たる。
Apeのホイール(12×2.50)にそのまま交換できれば、スプロケも同じだし都合が良いのですが、ハブ幅がものすごく広いのでNGです。
K180の100/90-12 49Jは、外径489mm、幅97mmで良さげな感じです。 カワサキKSR110に使われているK178もほぼ同じでしょう。 こちらの方がロード向きのパターンかも。
TT91GPだと110/90-12 64L(外径503mm、幅110mm)あたりですが、磨耗が早いのであまり使いたくないですね。
シャリーやDAXにエイプのホイールを履かせて12インチ化する場合は、モンキーハブに交換してアダプターを噛ませるのが一般的なようです。 ただ、モンキーハブにはハブダンパーがないので、チェーンへの負担が懸念されます。
んん~、ジョルカブのリヤハブとエイプ50のリヤホイールを無理矢理くっつけるしかないかなぁ。
ジョルカブのハブは3本のM8ボルトでホイール(リム)と結合されています。
こちらがエイプ50のリヤホイール。 エイプ100は肉抜きがありません。
6本スポークっぽくなっているので、内側をカットしてM8ボルト穴を開けて、センター出せばいけるかしらん? でも、エイプのホイールはディッシュ面が軸に面直じゃないので難しいか。
カワサキのKSR110のホイール(12×2.50)に、DAXの4本スポークハブの方がやり易いかもしれないね。