三洋電機が初の日本一/ラグビー

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三洋電機が初の日本一/ラグビー - ラグビーニュース : nikkansports.com

三洋電機がサントリーを破り、1960年のチーム創設以来、悲願の初優勝を果たした。
 
決勝に初めて進出した三洋電機は前半を17-11とリード。後半に2トライ3PGを加えて突き放し、トップリーグのプレーオフ決勝で敗れたサントリーに雪辱した。
 
サントリーは6年ぶり4度目の優勝を逃し、トップリーグとの2冠はならなかった。

よかったねぇ。 神さまはちゃんと見ていたということか。

東京中日スポーツ:サントリー初V 無敗三洋を最後で破った!:スポーツ(TOKYO Web)

「サントリーがこれまで積み上げてきたものと、今年たまたま調子がよかったチーム(三洋)との、チャンピオンになりたい思いの差です」

とか、

清宮サントリー 逆転初V! ― スポニチ Sponichi Annex スポーツ ラグビー 2008年2月

華麗なオープン攻撃を捨て、FWでモールをつくり、じわじわ攻めたことを「相手が弱いところだからやっただけ」と清宮監督は説明した。「自分たちのラグビーがしたいだけのチームと、うちとの差が点差になったと思う」―――。2年目で頂点に立ち「自分の仕事はできたかなと思う。ハッハッハ」と笑った40歳に、プロ監督としての凄みがにじみ出していた。

とか、好き放題言われていたもんね。 三洋・宮本監督から

真っ向勝負で来い!三洋、TL王者のサントリーに“挑戦状” | エキサイトニュース

2月24日に行われたサントリーとのマ杯決勝戦。ボールを動かす三洋の攻撃を封じるために、サントリーは密集サイドでボールをキープし続ける作戦に出た。攻撃を仕掛けるよりも、連続してラックを繰り返すプレーに徹し、三洋にボールを渡さず、時間を消費。三洋は攻撃チャンスがほとんどないまま4点差の敗戦。CTB榎本主将は「ラグビーをさせてもらえなかった」と唇をかんだ。
 
再び訪れた優勝をかけた一戦でも、サントリーが同じ戦い方を貫く可能性は高い。結果にこだわるためには当然のセオリーであることはわかっているが、宮本監督はそれを承知でライバルに訴えた。「最初にパンチを出して、あとはクリンチ、クリンチで12回の判定を待つようなもの。ボクシングなら大ブーイングでしょうね」と皮肉を込めた。

と”打ち合い”を挑まれても、

サントリー清宮監督、結果重視を明言(日刊スポーツ) - goo ニュース

ラグビー日本選手権決勝(16日、秩父宮)を三洋電機と争うサントリーの清宮克幸監督は13日、ファイナルラグビー貫徹を宣言した。「相手の強みを消し、安全に点を取れて確率の高い勝ち方をする。リスクの高いプレーはしない」と言い、「私には、いいラグビーをすれば負けてもいいという考え方は一切ない」と結果重視を明言した。
 
三洋電機とは今季1勝1敗。14-10で下したプレーオフ決勝ではFWの密集戦に持ち込んでボールをキープし続け、相手の攻める時間を奪った。この作戦に敵将宮本勝文監督は「ずっとクリンチし続けられた感じ。負けたとは思っていない」と反発。サントリーは大一番の前はホームページに両監督インタビューを載せてきたが、今回は宮本監督に拒否されたという。

と、”勝つラグビー”を徹底することを宣言していたわけなんですが、結果はというと

時事ドットコム:清宮監督、あきらめ顔=サントリー-ラグビー日本選手権

サントリーはいいところなく完敗。マイクロソフト杯決勝で効果的だったモール攻撃は研究されて押し切れず、密集では何度もボールを奪い返されて攻撃のリズムを失った。ラインアウトで軸になるロックのメイリングが故障で出場できなかったのも誤算。強気のコメントで鳴らす清宮監督も、この日ばかりは「見ての通りの結果。完敗と言えば完敗」とあきらめ顔だった。

そりゃ同じ手は二度とくわないですよ。