Apple、「Safari」v3.1を公開

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窓の杜 - 【NEWS】Apple、Windows版としては初の正式版となるWebブラウザー「Safari」v3.1を公開

「Safari」は、Mac OS X標準のWebブラウザーで、v3からはWindows版も提供されている。同社によると動作の速さが特長で、IE7の約1.9倍、「Firefox」v2の1.7倍の速さでWebページを読み込めるほか、JavaScriptの動作速度もほかのWebブラウザーに比べて最大で6倍速いという。なお編集部で試用したところ、広告や段組が多いページなどを中心に軽快な動作を体感することができた。
 
また、フォントの表示にはMac OS X風のスムージング処理が施されており文字が読みやすいほか、ウィンドウのデザインは「iTunes」同様のメタリック調で、全体的にシンプルながら洗練された外観だ。

試しに会社のPCに入れてみましたが、回線速度がボトルネックになるので、レンダリングスピードはよくわかりませんね。

ブックマークの管理画面が、そのまんまiTunesそっくりで笑ってしまいました。
フォントのスムージングについては、太い文字があまり好きではないので、個人的にはあまり好きじゃないです。
FireFoxから乗り換える魅力があるかと言われるとどうかなぁ? MacとWindowsを併用している人は嬉しいでしょうけどね。

Windows版Safariが「正式版」に,メニュー表示も日本語化:ITpro

Windows版Safariを起動して最初に気づくのはWindowsの標準的なフォントである「MS Pゴシック」が,「アンチエイリアシング表示」されていることである(図1)。これはSafariに「フォントスムージング」という,アンチエイリアシング技術が搭載されているためで,フォント表示はSafariの設定画面で調整する(図2)。
 
「MS Pゴシック」は,Webブラウジングでよく使われる16ポイント以下のフォント・サイズにおいて,Windows標準のアンチエイリアシング技術である「ClearType」が有効にならない。このためSafariは,ClearTypeとは別の技術でアンチエイリアシング表示を使用していると推測される。
 
Windows Vistaには,全フォント・サイズでClearTypeが有効になる「メイリオ」が搭載されているほか,最近ではWindows XPでもメイリオが利用できるようになった(関連記事:MSのクリスマス・プレゼント?,XPでも「メイリオ」が正式に利用可能に)。しかし,メイリオはMS Pゴシックと比べて横長に作られているため,MS Pゴシックを前提に設計されたWebサイトをメイリオで表示すると,Webサイトの見た目(特に日本で流行っているアスキーアート)が変わってしまうことが多かった。
 
一方Safariの場合は,MS Pゴシックがアンチエイリアシング表示されるため,Webサイトの表示が大きく乱れるようなことはない。ただし,慣れ親しんだビットマップ表示と異なるため,「フォントがにじんで見える」といった違和感を覚えることもあるだろう。

まあ、自分のサイトの見え方を確認する必要があるので、好むと好まざるとに関わらず、Web製作者はインストールしなければならないでしょう。
個人的には、IEやFireFoxがSafariに負けないように頑張って改良してくれたら嬉しいですね。 競争のないところに進化はないですから。