雨の日は大変

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春になって、一雨ごとに暖かくなってきましたが、PE24はやっぱり張り付きが出ています。

アイシングというよりも、キャブレターボディとスロットルバルブの間に水分が入り込んで、強烈な吸入負圧と共に、スロットルバルブの動きを阻害しているようです。 雨じゃなくても湿度が高いときは、多少ぎこちなくなったりしています。

「対策用スプリングを検討中」という話が出てから、もう半年近くになりますが一向に進展しないので、自分でスプリングを探してみます。

まずPE24のスプリングですが、以前に実測した結果は「外径20.5mmX自由長74.5mm、素線径0.9mm」というものでした。 これを、クラッチスプリング選定でも活躍した「選ばね君」で計算してみる(有効巻数は6.5とする)と、ばね定数は0.116N/mmとなりました。

ばね定数を大きくすると、スロットル全開のときに大きな力が必要になります。 スロットル張り付きで困るのは、むしろ全閉~1/4開くらいまでの間で止まってしまうことです。 そう考えると、プリロードをいかに大きくとるかが重要になります。 クラッチスプリングと同じですね。


さて、問題はばねの入手方法ですが、今回はソテック株式会社のトライスプリングを利用しました。 ここは個人でも注文できるからいいですね。
外径20mmで、素線径1.0と1.2の圧縮スプリングを何種類か注文しました。 請うご期待。