スロットルケーブルのフリクション

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今朝の通勤では、スロットルの重さに戸惑いました。 ノーマル比2.76倍というのは伊達ではありません。 でも慣れてしまえばなんとかなります。

PE24のスプリングを強くしたら、フリクションが大きくなった件ですが、スロットルバルブよりもケーブルのフリクションの方が大きいのかもしれません。

ハンドルからキャブレターまで、スロットルケーブルは何度も屈曲しています。 スプリングが強化されると、その力はインナーケーブルの張力となり、屈曲部でアウターケーブルに押し付けます。
摩擦力(フリクション)は押し付け力に比例しますから、スプリングの強さが2.76倍になればケーブルのフリクションも2.76倍になる訳です。

s_cable08.jpg

今のスロットルケーブルは1,465mmもあって、かなり長めになっています。 通線経路も、写真(これはPC20時代のもの)のように蛇行しているため、フリクションが大きくなっているのだと思います。
蛇行するのをやめて、エンジンの真上を通してキャブレターにつなげば、ケーブル長も短縮できますし、フリクションも低減出来そうです。

キャブレター側は、曲がりトップセットの方がフリクションが少なそうですが、PE24用は補修部品としては出ていないようです。 ストレートタイプのトップセットはあるのですが。 PWK28用の奴を買って、パイプの部分だけ交換できるかな?

とりあえず1,150mmくらいのケーブルを探してみます。 Jazz用の300mmロングあたりが使えるかもしれませんね。