輸入中古車、露が排除へ 「莫大な金が外国のために使われている」(フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース
露紙ベドモスチなどによると、プーチン首相は27日にタタルスタンにある露メーカー、セベルスタリ・アフトの工場での伊フィアット車のライセンス生産開始の式典に出席し、ロシア製自動車のシェアがロシア市場の4分の1(外国ブランドを含めると約40%)にとどまっていると指摘。(中略)
プーチン首相は自動車産業強化に向けた具体策として、製造後7年以上経過した輸入車にかけられている高率関税の対象を製造後5年に拡大するとともに、古い自動車の車検や自動車保険料率を引き上げるよう議会に求める考えを示した。(中略)
輸入車への課税強化は輸入中古車を締め出し、代わりに消費者がロシア製の新車を買うよう誘導する狙いだ。2007年にロシアで販売された300万台超のうち中古車シェアは約14%と極めて高い。中でも高品質の日本製の人気は群を抜き日本貿易振興機構(JETRO)のまとめでは、06年のロシア向け輸出は約39万台、07年には48万台に達するなど年々増加。日本にとってロシアは最大の中古車輸出先となっている。
ロシアへの工場進出を計画している日本メーカーにすれば、歓迎すべきことかもしれませんね。