サービスでもケタ品

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ホンダのカーナビ,挑戦の四半世紀(第13回) - ATI International - Tech-On!

「このシステムでホンダは何ができるようになればいいんだろうか?」
 
かたずをのむ開発チームを前に本部長は話を続ける。
 
「私はケタ違いの品質を実現したいと思っているんだ」
 
「……」
 
「クルマの調子が悪くなったら,お客さんに『こういう理由です』と直接教えてあげたい。そして,それが故障だったら,すぐにAmerican Honda Motor社に情報が伝わり,生産現場や開発現場にきちんとフィードバックされるようにしたいんだ。ハードウエアの品質を1ケタ上げるのは非常に難しい。だからこそ,お客さんに掛かる迷惑を1/10,1/100にするシステムを作ろうじゃないか。私は『やる』と腹を決めているんだ」

このあとのAcuraLink(北米向けカーナビ)開発のくだりは面白いですね。 アメホンと日本の仕事の進め方の違いとか、ムリは承知だけどやるしかないという開発現場とか、非常によく表しています。
まあ納期にゆとりがあればいいかというと、そうでもないですからね。 付き合わされるサプライヤーはもっと大変でしょうが。