asahi.com(朝日新聞社):廃熱捨てず燃費アップ デンソーが新システム - 愛車
エンジンルームに埋め込まれる銀色の「魔法瓶」――。米国で販売されるトヨタ自動車のハイブリッド車プリウスには、日本の同車にない燃費改善の仕掛けがある。
デンソーとトヨタ、タイガー魔法瓶の3社が、共同開発した蓄熱システムだ。エンジンの熱で温めた熱湯を3リットル蓄えられる。
始動直後のエンジンはガソリンの燃焼効率が悪く、有害物質が出やすい。そこで、前回の走行時にためた熱湯で暖めてエンジンを始動させることにより、燃焼効率を向上させた。日本より厳しいカリフォルニア州の環境規制に対応したもので、未搭載車と比べて燃費を1・5%改善。有害物質の排出量を14%抑えた。
昔は「カリフォルニア州仕様」というのがありましたが(今でも一応あるけど)、こんな工夫もやっているんですね。 お茶は飲めないのかな?
内燃機関の場合はつまるところ、熱効率をいかに上げるかにつきます。
デンソーは、エンジンから出る不要な熱を電気に変換する発電システムの開発を進める。沸点が40~50度と低いエアコン冷媒を、エンジン熱で80度以上に沸いた熱湯で暖めてガス状態にし、羽根を回して発電する。
改善効果は1~2%程度だが、カーナビの普及やドア開閉の自動化で増える傾向にある車の電力消費量をカバーすることで、発電に要する燃費を減らせる。
いっそガスタービンかなんかにして、発電した電気で動かすシリーズ型ハイブリッドにした方がいいんじゃまいか?