ついに毎日.jpから広告主が離反

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「毎日jp」が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る:ITpro

毎日新聞社のニュースサイト「毎日.jp」で、先週末以降、広告スペースの大半が自社広告で埋め尽くされる事態が続いている(図1)。
 
(中 略)
 
ヤフー広報は「個別のパートナー企業の広告配信状況について公にはコメントできない」と回答を避けたが、広告主企業がネットユーザーから抗議を受けていることをヤフーやメディアレップに伝えたことで、毎日jpへの広告配信を一時的に停止する判断を下したもようだ。
 
影響はアド・ネットワーク経由の広告だけにとどまらない。これからピークを迎えるお中元商戦に向けて企画していた「お中元特集」ページは、出店企業が次々と撤収したことで、商戦本番前の7月4日に閉鎖に追い込まれた(図2)。

自分は毎日新聞朝刊を取っていますが、朝日や読売に比べるとバランスの取れたいい新聞だと思います。

それでも今回の事件(騒動ではなく事件です)は、本当に残念です。
物議を醸し出した「ネット漂流」記事などで、インターネットの問題点を指摘していたマスメディアが、自社のWebサイトの統制を全く取っていなかったということを露呈した訳ですから。 ネットに限らず、日本のメディア史に残る汚点といっても過言ではないでしょう。 局長級の首をいくつか刎ねた程度で終わると思ったら大間違いです。

心配なのは、今回の広告主の離反が毎日新聞本紙にまで波及する可能性があることです。
ただでさえ体力の乏しい毎日新聞ですから、深刻な事態にもなりかねません。 どうか、しっかりとケジメをつけて出直して頂きたいものです。