asahi.com(朝日新聞社):噴き出す火柱 自動車産業への懸念も 新日鉄八幡製鉄所 - 社会
戦前、戦後と日本の産業を支え続けた製鉄所のあちこちで、オレンジ色の火柱が噴き出した。29日朝に起きた北九州市の新日鉄八幡製鉄所の火災。たまったガスを燃やし尽くさねばならず、黒煙は上がり続ける。操業停止により、自動車産業などへの影響も懸念され始めた。
高炉ではなくコークス炉とのことですが、復旧までかなりの時間が掛かりそうです。
八幡製鉄所は北九州のシンボルでもあり、極めて残念ですね。 フル操業で保全の手がまわっていなかったのでしょうか?
asahi.com(朝日新聞社):鋼材供給に痛手の恐れ 新日鉄八幡火災 - 社会
火事が起きたのは石炭を蒸し焼きにしてコークスに仕上げる「第5コークス工場」。コークスは鉄鉱石と並ぶ鉄鋼の主原料であり、同工場の操業停止が長期化した場合、八幡製鉄所全体の稼働率が落ちる。1本しかない高炉もすでに操業を停止している。コークス不足が懸念されるためとみられる。
03年9月の新日鉄名古屋製鉄所(愛知県東海市)でのガスタンク爆発事故では、鋼板の供給への不安からトヨタ自動車が残業を中止した。福岡県にはトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)や日産自動車九州工場(同県苅田町)があり、生産への影響が出る恐れがある。
八幡の生産分をカバーするために他の製鉄所から供給するから、トヨタ、日産以外にも余波が広がるでしょう。 困ったものです。
「稼働再開の時期は不明」,新日鉄八幡製鉄所で火災---電磁鋼板などの供給に一抹の不安 - 産業動向オブザーバ - Tech-On!
出火時刻は,同日午前6時40分ごろ。同社が現場の状況から推測したところ,コークス炉の頂上付近に向かって設置されているコンベヤから出火し,焼け落ちたコンベヤの一部がガス管に衝突。このガス管が破損し,内部を通過していた水素やメタン,一酸化炭素などの気体に引火したとみられる。この火災事故による死傷者は,今のところ確認されていない。
コンベヤからの火災って、昔は炭鉱なんかでよくありました。 連続運転が当たり前の機械なので、メンテナンスをきちんと行うのが難しいんですよね。