「ナノ」新工場建設でトラブル 進出撤退の可能性も

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asahi.com(朝日新聞社):世界最安車「ナノ」生産に暗雲 インド・タタ、工場撤退も - ビジネス

タタ・モーターズは10月の販売開始に向けて、西ベンガル州東部のシングール地区に新工場を建設中で、すでに150億ルピー(約375億円)を投資した。撤退を余儀なくされた場合、新たな生産拠点を見つけなければならず、地元メディアは「販売開始が大幅に遅れるばかりではなく、損失発生で10万ルピー(約25万円)でのナノの販売は難しくなる」と伝えている。
 
工場用地は約1千エーカー(約4平方キロメートル)で、州政府が農民から収用し、タタと賃貸契約をむすんだ。州政府は農民に補償金を支払う方針だが、約400エーカーを所有していた約2200人の農民は収用に反対し、補償金の受け取りを拒否している。反対運動には地元の有力政党も加わり、混乱に拍車をかけている。

いろいろ利権が絡んで大変でしょうが、内輪の足の引っ張りに負けず頑張ってもらいたいところです。