ホンダがタイで新型「City」を発売、タイ法人がASEAN諸国などの生産拠点へ技術支援 - Automotive Technology - Tech-On!
ホンダは、タイの現地法人であるHonda Automobile Thailand(HATC)社が、小型セダン「City」を全面改良し、2008年9月10日にタイで発売したと発表した。新型Cityは、排気量 1.5Lの「i-VTEC」エンジンを搭載し、5速自動変速機もしくは5速手動変速機を組み合わせる。ボディサイズは全長4395×全幅1695×全高 1470mm。価格は52万4000~69万4000バーツ(約157万~208万円、1バーツ=3円換算)。新型Cityの現地調達率は、従来モデルの 83%から93%まで上がった。Cityはアジアを中心に世界39カ国で販売されており、新型Cityも順次各国で販売する予定。さらに成長市場の需要に対応するため、販売する地域の拡大も考えているという。
トヨタのVIOSの評価(主にフロントマスクのデザイン)が低いので、新型シティはかなり売れるだろうというのが前評判ですが、さてどうなりますやら。
ちなみに日本では販売しないみたいですね。 残念です。
生産面では、ASEAN諸国やインド、中国などでの新型Cityの生産立ち上げを、HATC社が支援していく体制を新たに確立した。さらに、近隣諸国の生産拠点において、新機種立ち上げや生産品質の向上、部品の現地調達拡大に向けた生産・購買戦略の立案などの機能も日本からタイに移管する。HATC社は 2008年10月に第2工場を稼働する予定で、生産能力を24万台まで拡大する。今後も輸出および海外生産拠点への技術支援をさらに拡大していく。
「確立した」の? 本当に?? そうは思えないけどなぁ。
タイの四輪生産会社は、近隣諸国の拠点に対して技術支援を行うなど、域内全体のレベルアップのため主導権を発揮してきた。また、各拠点のスムーズな新機種立ち上げや生産品質の向上、部品の現地調達拡大に向けて、地域の生産・購買戦略立案を行う機能も日本からタイに移管し、市場の動向に迅速に対応するとともに、地域の自立化を推進している。
さらに、現地の研究開発機能や生産技術(設備・金型)機能と強く連携することで、マザー工場としての機能を進化させている。
機能移管って、仕事ごと日本人を駐在員として送り込んだだけなんじゃないかと思いますが。
とりあえず、まずタイ人に英語を喋らせるようにした方がいいと思います。