【JIMTOF】ホンダ,タイの第2工場にインドと中国の工作機械を導入---相談役の吉野氏が明らかに - Automotive Technology - Tech-On!
ホンダ相談役の吉野浩行氏は2008年10月30日,「第24回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2008)」で講演し,ホンダがタイに造った第2工場において,インド製および中国製の工作機械を導入したことを明らかにした(図)。現在,ホンダはクルマの生産台数の約2/3を海外で生産している。この状況に合わせて,同氏は「本音を言えば,現地で工作機械を買いたい」と語った。
ホンダは2008年9月にタイのアユタヤに第2工場を完成させ,10月から「アコード」の生産を開始した。9月に同工場に赴いた吉野氏は「ちらほらとだが,インドの工作機械や中国の工作機械が入っている。日本メーカーの得意とする高度で優秀な機械はまだ無理だが,次第にそういう(現地や現地に近い新興国の工作機械を採用する)トレンドになりつつある」と語った。
生産設備も現調率アップというのは正論なんですが、後で苦労するのは保全屋さんなんだけどね。