トヨタの北米事業、「ドル箱」から営業赤字に転落

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

<トヨタ>北米事業、営業赤字に転落 9月中間決算(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

中間決算では、金利などの変動に備える金融商品(金利スワップ)の評価益で名目上の黒字は確保する見通し。
 
トヨタにとって北米は、08年3月期に3967億円の実質営業利益を稼ぎ出したドル箱的存在だ。しかし低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う景気低迷とガソリン高で、大型車を中心に販売が低迷。08年4~6月期の営業利益は前年同期比99%減の16億円に落ち込んでいた。金融危機が深刻化した夏以降は、燃費の良い小型車の販売まで低迷し、9月の米国の新車販売台数は、前年同月比32.3%の大幅減になった。
 
販売不振に伴い、トヨタは8月から米国の一部大型車工場で生産ラインを休止し、売り上げがないまま従業員への給与支払いだけが生じる事態になっていた。

設備産業でありながら労働集約的でもある自動車メーカーの場合、工場を遊ばせると大きな損失が発生します。 だからビッグスリーもゼロ金利や特別従販で稼働率を保とうとしたわけで。
トヨタの場合はレイオフをしない方針なので、余計に負担が大きいでしょうね。