“逆プライスリーダー” GMの存亡は

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ガンバレGM、日本のために:NBonline(日経ビジネス オンライン)

トヨタ自動車もさすがに対米輸出が赤字になったようだが、これまでずっと、日本の自動車産業は対米輸出で儲けてきた。北米市場にはGMがある。100年を超える歴史があって、レガシーコストが大きい。しかも、ほぼ毎年リストラを繰り返している。「禁煙100回目」自慢と同じで、リストラが進まない証拠である。
 
北米市場で、GMをはじめとするビッグスリー(もう死語でしょうか?)が、彼らなりのコスト構造に基づいて価格をつける。日本の基準では高めだ。後から入ってきた日本メーカーは、それを見ながら価格を決められる。「乾いた雑巾を絞った」日本メーカーは大きな利幅を取れることになる。日本の自動車メーカーが北米市場で利益を出してきたのは“逆プライスリーダー”であるGM様のおかげである。

そうかね? 既にずっと前から北米市場では日本メーカー同士の戦いになっているような気がするけど。 対デトロイトスリーでプライスを決められるのは、フルサイズトラックくらいじゃないの?
まあデトロイトスリーがあることで、日本車が割安に見えたり、品質が良く見えるというのはあるかもしれません。

Bloomberg.co.jp: GM株が急落、ドイツ銀が株価ゼロと予想-終値1949年以来の安値

ドイツ銀行のアナリスト、ロッド・レーチェ氏は調査リポートで、「GM が破たんを回避できたとしても、同社の将来は破たんに近い道をたどるだろ う」と記述。同氏はGM株の投資判断を「セル(売り)」と、従来の「ホール ド(保有)」から引き下げた。同氏は今後1年間のGMの株価目標をゼロとし た。

「株価目標ゼロ」ってなんかスゲーな。