米GMの破産法適用は100%ありえない=スズキ会長(ロイター) - Yahoo!ニュース
スズキの鈴木修会長は26日の新車発表会後、記者団に対し、経営危機に直面する提携相手の米ゼネラル・モーターズ(GM)について、米連邦破産法11条(チャプター11)の適用は想定していないとの認識を示した。
鈴木会長は「ビッグスリーがチャプター11をやったら米国経済は抜本からくつがえる。甘い考えかもしれないが、常識的に考えてありえない」と語った。
鈴木会長は9月22日、米国でGMのリック・ワゴナー会長と会談し、共同で進めている複数のプロジェクトの進行状況を確認したという。鈴木会長は記者団に対し「彼は元気が良かった。彼ならやれると思う」と述べた。その上で「GMのチャプター11は想定外。そういうことは100%ありえないと信じている」と語った。
その「ありえない」ことが起きるのが現代なんだよね。
それにしても鈴木会長はGMのリック・ワゴナー会長をよく持ち上げるけど、本当にそう思っているのかな? ずっと愚将の方が都合がいいと思っているんだろうと考えていたのだけど、なんか本気で言ってるような気がしてきたよ。
その他にも発言を抜粋。
スズキの鈴木会長「マネーゲームはやめるべき」 | Response.
スズキの鈴木修会長は26日、新型軽自動車『ラパン』の発表会見で、来年の見通しについて「何とかならないかというところまで落ちているのではないか」と悲観的な見方を示し、こう続けた。
「100年に一度と言われているが、これからは5年か10年に一度、こういうことが起こりうるのではないか。マネーゲームをやめない限り、こういうことが起こると思う」
そうならないように願いたいですね。
スズキの鈴木会長、エンジンは「大幅に整理する」 | Response.
その一例としてエンジンのバリエーションの整理統合を挙げた。同社の4輪車用エンジンは、小型車用が1000ccを最小に、1200ccから1600ccまでは100cc刻みに揃えている。鈴木会長は「営業部門の要望でそうなったのだろうが、100cc違っても変速機との組み合わせなどテストは全て行うことになり、工数は膨大になる」と指摘した。
そのうえで「合理化なんてものではなく、品質、コスト、設備などすべてを根本から見直していく」と語った。
一方で「この30年間、売り上げが伸び続けて来たので深刻さに対する(社内の)感覚がマヒしている。危機は(見直しを図る)いいチャンス」とも述べた。
まだまだ引退できそうにないですね。
やっぱりスズキの危機は、鈴木会長が死去したときに始まるのでしょう。