堅調な東南アジアの二輪販売

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東京新聞:金融危機かわし市場堅調 二輪のびのび 東南ア:経済(TOKYO Web)

「今のところローンが借りられなくなってきたブラジルでやや弱っているくらい。全体では大きな影響は出ていない」。十月十六日に開かれた新車発表の席で、ホンダの福井威夫社長は二輪車販売への金融危機の影響を否定した。
 
実際、九月の二輪車の販売台数はホンダがタイやベトナムで前年同月比二割増。インドネシアでも一割増と伸ばした。ヤマハもインドネシアとタイで前年比二割増で、八月以前と変わらない伸びを示すなど総じて堅調だ。
 
各社は現時点で販売に影響が出ていない理由を「東南アジアで二輪は足。なければ生活ができないためではないか」と分析。家族が体を寄せ合って一台のバイクに乗ったり、大きな荷物を載せて走ったりと、二輪車が物流や移動の手段として果たす役割は大きい。
 
加えて「ローンではなく現金払いにする人も多い」(ホンダ)ことも、危機が直接及ぶ金融機関からの影響を受けにくい要因になっているようだ。

とはいえ日を追うごとに実体経済への影響は大きくなってきていますし、どうなるかわからないですね。 マレーシアの景気はどうなんだろうか。 心配です。