ガイシャ界に“軽価格”を持ち込んでしまった「スズキ・スプラッシュ」

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第378回:もしやガイシャ界に“軽価格”を持ち込んでしまった?実質80万円安!? の「スズキ・スプラッシュ」試乗

それから見逃しちゃいけないのが安全装備だよね。リアシートに3つのヘッドレストと3点式シートベルトを標準で備え、おまけに運転席、助手席はもちろんサイドエアバッグやカーテンエアバッグと6つのエアバッグまでも標準。このクラスの国産車では、まずお目にかかれない充実装備だ。
 
これで車両本体価格123万9000円はまさしくバーゲンだと思う。一見、「トヨタ・ヴィッツ」や「ホンダ・フィット」のほうが安いと思うかもしれないが、比べる基準が違う。

SABとSCABが標準でこの価格なら、確かに安いよね。

でも、ここでも不況の影が。

NIKKEI NET(日経ネット):スズキ、ハンガリーで減産 1200人削減

スズキは欧州の新車販売の減少を受け、ハンガリー工場での減産を決めた。30万台だった2008年の生産目標を28万2000台に下方修正。09年は21万台という慎重な目標を設定した。減産に伴い、従業員の5分の1に相当する1200人を当面の間、削減することも決めた。
 
同工場では世界戦略車の小型車「スプラッシュ」を生産している。金融危機の影響で小型車へのシフトが進むとの見方もあったが、景気後退が確実視されるハンガリーをはじめ、欧州全域で販売が急速に落ち込んでいる。

ハンガリーはデフォルトの可能性もありますからね。 大変ですな。