マツダ、08年度の減産 約15万台規模に

NIKKEI NET(日経ネット):マツダ、国内で10万台以上追加減産 09年1月の夜間操業停止

マツダは12日、国内で10万台以上の追加減産を実施すると発表した。小型車などを生産する広島県と山口県の2工場で2009年1月の夜間操業を停止し、広島では年内の非稼働日を増やす。山口県の工場では09年1月末で契約期間が終了する契約社員200人を削減する。既に08年度期下期に7万3000台の減産を表明しているが、自動車販売不振を受け、減産幅を拡大する。
 
本社工場(広島県府中町)と防府工場(山口県防府市)で、これまで昼夜2交代だった操業を昼間勤務のみとする。主力の小型車「デミオ」やセダン「アテンザ」など大部分の車種が減産の対象となる。
 
防府工場では年内に派遣社員を800人から300人に減らす予定としているが、1月末でさらに200人の契約の更新をやめる。2月以降の生産体制については未定としている。

たとえ人がダブついても、1シフトにしてラインスピードは維持した方がいいんだろうね。
でも3月の需要期に期待しているのかもしれませんが、厳しいんじゃないかな。 来年いっぱいはそのままかもよ。

asahi.com(朝日新聞社):契約打ち切られ、生活保護申請次々 マツダの元派遣社員 - 社会

市健康福祉企画課によると、契約打ち切りにからんで11月1日から今月10日までに生活保護の窓口に相談に来た派遣社員22人のうち、マツダ関連が16人を占めたという。申請理由は「12月中旬までに寮を出なくてはならないが、住む場所がない」「貯金もなく、次の仕事もすぐに見つからない。生活していけない」など、突然の契約打ち切りが生活苦に直結していることを示す内容が多かったという。
 
市の担当者は「派遣社員がぎりぎりの生活をしていたということだろう。就労支援などの対策を国が講じなければ、マツダに限らず失業による生活保護申請が増える可能性がある」と話している。

今回の不況はいわば天災に近いのかもしれません。

そう考えれば、地震で家を失った人の為に仮設住宅を用意するように、住むところを失った派遣・期間従業員の為に住むところを用意するべきなのかもね。

でもいくら就労支援したところで、需要がなければ仕事がないのは道理です。 最終的には公共投資で無理やりにでも仕事を作るしかないのでは。 大恐慌時のニューディールと代わり映えしませんが。