温暖化防止のために、軽自動車規格廃止を!?

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【Driving Future】学研の自動車専門サイト - 軽自動車が3割以上を占める日本特有マーケット 【連載コラム】クルマが夢でなくなる日 -4-

「軽自動車は燃費が良く、地球温暖化問題の観点からも優遇策は続けるべきだ。」との反論があるかもしれないが、これは必ずしも正しくない。何故なら軽自動車の燃費はトヨタ・ヴィッツやホンダ・フィットといったコンパクトカーと比べると優遇されるほど良くはない。軽自動車がハイブリッド車と同等以上の燃費なら優遇しても良いだろうが、今年3月に国土交通省がまとめた車種別の10・15モード燃費をみるとどうか。最高燃費は、トヨタ・ヴィッツが24.5km/L(DBA-KSP90 TOYOTA INTELLIGENT IDLING STOP SYSTEM装着車)、ホンダ・フィットが24.0km/L(タイプG 2WD)だ。一方、軽自動車ではダイハツ・ミラの27.0km/L(XLimited “SMART DRIVE Package”)以外はヴィッツやフィットと同等以下であり、ハイブリッドには遠く及ばない。しかも軽自動車に乗った経験のある方は実用燃費で比べるとさらに不利だということがお分かりであろう。トルクが細いため、交通の流れに追いついて走ろうとすると回転を上げなければならず、結果的に燃費が思ったほど伸びないのである。

確かに軽は実用燃費が良くないし、車両価格だってAセグメントのコンパクトカーと大して変わらない。 利点は税金や高速の通行料金、それと車庫証明くらいのものです。
もし政府や自動車業界が本気でCO2を削減しようと思うなら、CO2排出量に応じた税金体系にすべきでしょうね。 それだけで6%くらい削減できるかもよ!?