”ようこ”違い

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高専カンファレンスリポート:高専カンファレンスから伝播する高専生の「高専道」 - ITmedia エンタープライズ

今回のカンファレンス開催を全面的に支援したミラクル・リナックス。その代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)の児玉崇氏も、鈴鹿高専を卒業した高専OBだ。(中略)
 
「就職率100%、しかも名だたる企業ばかり。これしかないと思った」と鈴鹿高専に入学した理由を語る児玉氏。バブルの時代に就職期を迎えた同氏は「ファンだった南野洋子がちょうどFM-77のテレビコマーシャルに出てたから」という理由で富士通に入社するが、社会に出てみると学歴の壁を感じたという。

大変だよね、認知症。 って、それは南田洋子。 南野だし、陽子だし。

それはさておき、

「ユニークな人になろう。ユニークな人とは、人より”少し”違うことをやる人で、それはつまり人のいやがることを進んでやること。難しい仕事は失敗しても評価は下がらないが、成功すれば大きな成果として認められる。そして、人より“少し”努力しよう。こつこつと少しずつやればよい。特に通勤電車の時間をどう使うかが後に大きな差を生むのだから。そして最も重要なのは、成功の道を選択すること、つまり、チャレンジすることだ。チャレンジの向こうに失敗はない。チャレンジして目標に到達できなくても、それは失敗ではない。そこから得るものがあれば自分にとっては成功である」(児玉氏)

いいこと言うね。

高専生や高専卒業生が世間一般と少し変わっている、ありていに言えば「風変わり」であるという印象は、彼らにとっては半ば勲章のようなものだ。それを「高専道」と称する者もいたが、言い得て妙だと感じる。ミケランジェロは「わたしは叡知に導かれて、石の中にひそむ芸術作品を取り出しているに過ぎない」と口にしたが、高専生にも通ずるところがあるのではないかと感じた。いったん焦点が定まれば、とてつもない集中力と努力を持続する彼らだけに、最終的に削り出されるものはきっと世界を変える力となる。そう思わずにはいられない。

変わり者になろうと思ってそうなった訳じゃないけど、高校~大学という普通の道と違う選択をした時点で、そういう資質の学生が集まっているんでしょうね。 で、それを変に矯正するでもなく、サイロの中で育てると”ドクトク君”になるんでしょう。
就職して世間とのズレを認識することもありますが、ハンデじゃなく強みと考えればいいのではないでしょうか。

世界不況で高専生も就職は大変かもしれませんが、頑張ってください。