FIカブのミッションベアリング

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さきのエントリーで「FIモンキーのミッションがカブに使えるかも?」と書きましたが、FIでないカブについては注意が必要です。

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FIカブの場合、25番と26番のベアリングの系列が変更されています。 内径は変わらずに、外径と厚みが大きくなっているんですね。
実際、メインシャフトの2~4速ギヤは、FIカブになって変更になっています。 おそらく4速ギヤは出っ張りがない(2mm薄い)タイプではないかと思います。

これにより、ミッションベアリングはC100EXをはじめとするタイカブと共通になっています。 下はEX-5のパーツリストです。

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FIカブC50のエンジンは、もしかしたらボアアップ耐性が高いかもしれませんね。


ところで、FI化されていないカブC90ですが、私見ですが97ccもしくは110ccクラスに排気量がアップされるのではないかと考えています。

85ccという排気量は今や日本だけであり、生産量が限られる中でこれを守るのは難しくなっています。
黄色ナンバー(90ccまで)のメリットとして税金が数百円安くなることがありますが、タイカブと部品の共用化が進めば、車両価格を抑えることも可能になります。
排気ガス規制対策でパワーダウンする分を補うためにも、排気量アップは必須でしょう。

車体もEX-5みたいにしてくれたら、買っちゃうんだけどな。